交差点での安全確認
車いすの利用者と一緒に外出するときは、普段より注意深く安全を意識するホームヘルパーも多いと思います。ただ、左右の見通しがきかない場所では、押している車いすのほうが先に道路に出ることを意識し、利用者目線で確認しましょう。
右側通行
車いすは歩行者扱いとなるため、原則、右側通行になります。道路は構造上、真ん中が平坦で、左右両端にかけて傾斜がついて下がっており、走りやすい道路の真ん中に寄っていきがちになるので、注意しましょう。
本誌では、事故が起きた場合の対応E/法や、交通ルール違反をした場合の罰則や罰ヲ/についても詳しく解説しています。
監修/柏瀬美奈子
ヒューマンライフケア株式会社・人事部育成担当。介護福祉士。施設介護、通所介護、訪問介護などの職を経て、人材育成、資格講座の講師を担当。2013年より現職に就き、研修企画・管理の統括責任者。これから「介護」を目指す人の熱い思いを支え、その教育・研修を行うことで、地域・社会への貢献を果たしている。イラスト/かつまたひろこ