訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

Kさん[84歳/要介護2/独居]の手順書

記事

  • 手順書
  • 書類
Kさん[84歳/要介護2/独居]の手順書

ポイント

  • すべてをホームヘルパーが担うのではなく、できる部分は自身で行ってもらうことが大切です。このような記載があることで、「Kさんは何ができるのか」を明確に共有することができますね。
  • 風呂上りには冷たい飲み物を飲むというイメージがありますが、Kさんは常温を好むよう。このように、手順書には「その人ならではのこだわり」を意識して書けるとよいでしょう。
  • ホームヘルパーが残薬表で薬を管理するだけでなく、おくすりカレンダーを使用して、Kさんにも理解しやすいよう情報を“見える化”していることがわかる記載です。
  • 転倒のおそれがあるKさんをサポートするうえで、非常に大切な情報です。特にポイントとなるこのような記載には、下線を引くなどして目立つようにしてもいいですね。

本誌では、「手順書」の他「アセスメント表」「訪問介護計画書」「サービス提供記録」「モニタリングシート」など、よりよいケアにつながる書類作成のポイントを実例と共に解説しています。

 

監修/柴田範子(しばた・のりこ)
NPO法人「楽」理事長として、小規模多機能型居宅介護「ひつじ雲」、サテライト事業所「くじら雲」を運営する。神奈川県社会福祉審議会委員。元・東洋大学ライフデザイン学部准教授。『イラストでわかる介護職のためのきちんとした言葉のかけ方・話の聞き方』など、著書も多数。

この記事は『へるぱる 2018年9・10月号』に掲載されています

介護職に求められる医療の知識は、どういうことなのか? 高齢者の体と心の変化を知って、観察することが求められていますが、具体的にどこを見ればいいのか? をわかりやすく学べる内容です。

他にも、緊急時の備えについて、介護職による“虐待”の芽は、どうやって早期に摘むかを研修特集としてお届けします。“書類”実例集では「サービス提供記録」を取り上げ、事例をもとに図解、理解を深めます。

へるぱる2018年9・10月号

特集内容

巻頭特集

ケアマネジャー&医療職との連携を目指して!

ホームヘルパーに求められる医療の知識とは?

研修特集1

現場で慌てないために

緊急時に備えていますか?

研修特集2

“虐待”の芽を摘むために

日々のケアからできること

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第8回]
  • 基本の介助術[第4回]
    排泄の介助をマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第4回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第7回]―睡眠―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第4回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第4回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第4回]サービス提供記録
    自由記述欄の書き方
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
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