気をつけていたのに事故が起きてしまったときには、どうしたらいいのでしょうか。事業所によって、事故を起こしたときの取り決めがあると思いますが、基本的な流れをみていきましょう。
訪問先に向かっている途中…道路の曲がり角で、出あい頭に歩行者とぶつかってしまった!
1 まずは救急車と警察
相手がけがをしている場合、けがの具合を確認し、相手が自力で病院に行けない状態であれば救急車を呼びます。そして警察に連絡しましょう。
注意
特に頭を打ったときなどに注意が必要ですが、相手側が「大丈夫、何ともない」と言っていたとしても、後日、状態が悪化するケースもあるため、念のため、病院に行ってもらうように勧めることが大切です。また、警察への連絡・報告は、交通事故を起こしたときの義務です。この連絡を怠ると、道路交通法違反となります。
2 事業所に連絡
事業所に連絡し報告しましょう。事業所では事故対応のマニュアルにそって動きます。
3 相手側の連絡先を聞く
その後の損害賠償などに関わってくるため、聞ける状態であれば、相手側の氏名や連絡先を聞いておきましょう。
本誌では、事故対応でやってはいけないことも紹介しています。
監修/柏瀬美奈&/
ヒューマンライフケア株式会社・/事部育成担当。介護福祉 /。施設介護、通所介護、訪問介護などの職を経て、/材育成、資格講座の講師を担当。2013年より現職に就き、研修企画・管理の統括責任者。これから「介護」をl/指す/の熱い思いを@/え、その教育・研修を・うことで、地域・社会への貢献を果たしている。イラスト/かつまたひろこ