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食中毒・感染症予防【2】生活の延長線上で行う

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食中毒・感染症予防【2】生活の延長線上で行う

ホームヘルパーにとっては限られた時間内のことでも、利用者にとっては毎日の生活の場です。食中毒・感染症予防においても、その意識を持って取り組みましょう。

利用者の暮らしやすさを第一にできる範囲&ペースで

食中毒・感染症予防は、無理なく継続できることが大事です。「時間がないから、今日はできない」「面倒なので、やったりやらなかったり」ではなく、「その方法なら毎日できる」ことを。利用者の負担にならず、暮らしやすさを損なわない対策を提案しましょう。

ホームヘルパーがいない時間の生活を想像する

在宅の場合、ホームヘルパーの目や手が届く時間は、利用者の生活のごく一部。「今日、買った食べ物や飲み物は、いつどうやって食べるのか」など、自分たちがいない間のことを想像して支援することが求められます。たとえば「できるだけ早く食べてほしいものは、冷蔵庫の取り出しやすい場所に置く」など、食材の保存・保管を工夫するのも予防策のひとつです。

 

監修/倉井千恵
セコム医療システム株式会社 ケアサービス部課長。看護師、ケアマネージャー。1998年に入社。訪問看護、訪問介護、ケアマネジャーの実務を経て、現職。在宅介護を展開する部署で、おもに組織作り、人材の育成を担当。

文/植田晴美 イラスト/岡村奈穂美

 

この記事は『へるぱる 2018年7・8月号』に掲載されています

ミスや事故が起きてしまった時、どうすれば“利用者からのクレーム”まで発展しないようにできるか。それは、直後からの対応にかかっています。何に気をつけるべきか。具体的な事例と、考え方から探ります。研修資料としても使える特集です。
他にも、おむつトラブル、食中毒・感染症予防、介護保険改正の最新情報、老計第10号の解説、書類の実例集など、訪問介護ならではの役立つ内容を、わかりやすく解説します。

へるぱる2018年7・8月号

特集内容

巻頭特集

事例から対応のポイントを知る

「クレーム」を発生させない!深刻化させない!

研修特集1

基本の予防策にプラスして実践!

食中毒・感染症から利用者を守ろう!

研修特集2

おむつトラブル

解決は5つの視点で考える!

  • 基本の介助術[第3回]
    排泄ケア・おむつ交換をマスターしよう!
  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第7回]
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第3回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第6回]―口腔内の衛生―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第3回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第3回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第3回]手順書
    手順書に必要なことは?
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
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