訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

【視点4】おむつと尿量、その人の排尿を知る

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【視点4】おむつと尿量、その人の排尿を知る

おむつには2回吸収や3回吸収など目安となる尿量が記載されていますが、1回の尿量は人それぞれ。高齢で寝たきりの場合は少なかったり、服用薬の影響から尿量が多い場合もあります。その人の排尿量を知っておくことは適切なおむつ選びにも通じます。また、排尿チャートの情報は、アセスメントをするうえで重要な判断材料になります。

正常な排尿

1回の排尿時間:10~30秒
1回の排尿量:150mL~500mL
1日あたりの回数:昼4~7回 夜0~1回

排尿量の計り方

使用後のおむつやパッドの重さから、未使用のおむつやパッドの重さを引きます。

計るのが難しい場合は……

排尿の音を「じょーじょー」「じょぼじょぼ」「ちょろちょろ」「しいーん(無音)」などの音で表現しましょう。排尿チャートにこのような情報が書いてあるだけで、たくさん出ているのか、あまり出ていないのかがわかり、判断材料になります。

 

監修/浜田きよ子
排泄用具の情報館「むつき庵」代表、高齢生活研究所所長、福祉住環境コーディネーター協会理事、NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会理事。主な著書として『排泄ケアが暮らしを変える』(ミネルヴァ書房)、『おむつトラブル110番』(メディカ出版)、『自立を促す排泄ケア・排泄用具活用術』(中央法規出版)ほか。

イラスト/福井典子

 

この記事は『へるぱる 2018年7・8月号』に掲載されています

ミスや事故が起きてしまった時、どうすれば“利用者からのクレーム”まで発展しないようにできるか。それは、直後からの対応にかかっています。何に気をつけるべきか。具体的な事例と、考え方から探ります。研修資料としても使える特集です。
他にも、おむつトラブル、食中毒・感染症予防、介護保険改正の最新情報、老計第10号の解説、書類の実例集など、訪問介護ならではの役立つ内容を、わかりやすく解説します。

へるぱる2018年7・8月号

特集内容

巻頭特集

事例から対応のポイントを知る

「クレーム」を発生させない!深刻化させない!

研修特集1

基本の予防策にプラスして実践!

食中毒・感染症から利用者を守ろう!

研修特集2

おむつトラブル

解決は5つの視点で考える!

  • 基本の介助術[第3回]
    排泄ケア・おむつ交換をマスターしよう!
  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第7回]
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第3回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第6回]―口腔内の衛生―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第3回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第3回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第3回]手順書
    手順書に必要なことは?
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
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