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訪問介護緊急時対応で一番重要な日頃の備えとは

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訪問介護緊急時対応で一番重要な日頃の備えとは

利用者に異変が生じた際、パニックに陥ることなく、素早く適切に行動するには下記の7つのポイントを日頃から実践することが大事です。自分に備わっているかどうか、ひとつずつ確認しておきましょう。

緊急時でも冷静に対応するには?

緊急時はいつ、どのような状況で起こるのか予測できません。ですが、「誤嚥したら、まずはせきをするよう促す」など、正しい対応法が頭に入っていれば、適切な処置がとれるでしょう。とはいえ、知識を頭に入れるだけでは行動に移すのは難しいものです。実践的な知識を身につけ、日頃から訓練やイメージを繰り返すことが重要になります。

また、緊急時に忘れがちなのが、“自分の身を守ること”です。利用者を守るだけでなく、自身の身を守ることも頭に入れておきましょう。二次被害を防ぐことにもつながります。

そして当然ながら、利用者の持病や服用薬、既往歴などの情報を把握し、今後どんな症状が想定できるか調べておくことも大事です。小さな変化を見落とさず、気づいたことを記録に残し、医療職へつなぐことができれば、未然に防ぐこともできるでしょう。

 

監修/橋村あゆみ
特別養護老人ホーム 川口キングス・ガーデン 施設長。看護師として病院勤務を経て、専門学校で介護福祉士の教育、ケアマネジャーなどを経験。2007年より川口キングス・ガーデンにて看護主任として勤務、2014年、現職に。著書に『三訂版 緊急時の介護 ~とっさの症例判断・対応マニュアル~』などがある。

取材・文/坂口みずき

 

この記事は『へるぱる 2018年9・10月号』に掲載されています

介護職に求められる医療の知識は、どういうことなのか? 高齢者の体と心の変化を知って、観察することが求められていますが、具体的にどこを見ればいいのか? をわかりやすく学べる内容です。

他にも、緊急時の備えについて、介護職による“虐待”の芽は、どうやって早期に摘むかを研修特集としてお届けします。“書類”実例集では「サービス提供記録」を取り上げ、事例をもとに図解、理解を深めます。

へるぱる2018年9・10月号

特集内容

巻頭特集

ケアマネジャー&医療職との連携を目指して!

ホームヘルパーに求められる医療の知識とは?

研修特集1

現場で慌てないために

緊急時に備えていますか?

研修特集2

“虐待”の芽を摘むために

日々のケアからできること

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第8回]
  • 基本の介助術[第4回]
    排泄の介助をマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第4回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第7回]―睡眠―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第4回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第4回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第4回]サービス提供記録
    自由記述欄の書き方
  • おたよりお待ちしてます!
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