訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

「困った!」を解決に導くコミュニケーションのポイント

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「困った!」を解決に導くコミュニケーションのポイント

【柴田先生の経験から】「この人の言うことなら聞く」という相手を見つける

言葉選びだけでなく、その利用者にとって“信頼できる人”を探してみましょう。家族や医師、役所の人などが、その相手である場合が多いです。

以前、尿失禁しても下着を換えない、90代の女性利用者さんがいました。布団や畳も湿って腐り、本人の健康状態、住環境の衛生状態も赤信号でした。リハビリパンツをすすめても首を横に振るばかり。打つ手がなく困っていたところ、普段の会話から、昔お世話になった医師に信頼を寄せていることが判明。相談したところ、「わかった、俺が説得する」と訪問してくれました。「すごくいいからはいてごらん」とリハビリパンツを渡すと、素直にはき替えてくれ、その後はすんなり介助ができました。

『へるぱる2018 11・12月』ではより詳しく解説に導くコミュニケーションのポイントを解説しています。

 

監修/柴田範子
NPO法人「楽」理事長として、小規模多機能型居宅介護「ひつじ雲」、サテライト「くじら雲」を運営。神奈川県ボランタリー活動推進基金審査会委員。元・東洋大学ライフデザイン学部准教授。『イラストでわかる介護職のためのきちんとした言葉のかけ方・話の聞き方』(成美堂出版)など、著書も多数。

取材・文/寺尾まり イラスト/さいとうかこみ

 

この記事は『へるぱる 2018年11・12月号』に掲載されています

巻頭特集は“困ったときの対応法”。「お風呂に入ってもらえない」「着がえてもらえない」…。そんな、誰もが経験ある困った場面を、実際の現場のホームへルパーへの取材に基づいて打開策を探ります。

研修特集は「事故再発防止」と「口腔ケア」です。「老計第10号」の連載では、この4月の最も大きな改正点、「1-6 自立支援・重度化防止のための見守り的援助」について、詳しく検証します。

へるぱる2018年11・12月号

特集内容

巻頭特集

実例に基づいた“声かけ”で、サービス中の悩みを解決!

困ったときの対応法

研修特集1

事故再発防止のために

~3つの視点で考える~

研修特集2

改めて考えよう!

訪問介護に求められる口腔ケア

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第9回]
  • 基本の介助術[第5回]
    入浴の介助をマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第5回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第8回]―皮膚トラブルとケア―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第5回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第5回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ
  • 実例集[第5回]モニタリングシート
    ニーズの変化に対応する
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
  • 管理栄養士おすすめ
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  • 切り取って使えます!
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