在宅の利用者がよりよいサービスを受けられるよう、サービス提供責任者がこれまで以上に主体的な役割を担うことが求められています。
【ステップ1】どんな内容?
利用者の口腔の変化や服薬状況を把握し、情報共有する責任を担うことに
多職種間での情報共有の要として、利用者の口腔管理や服薬状況などに関する「気づき」を、関係者に伝え、情報共有することがサービス提供責任者の責務になりました。
【ステップ2】なぜ改正したの?
多職種連携をスムーズに進めるため
地域包括ケアシステムの実現のためには、利用者の情報を多職種で共有し合い、さまざまな視点から支援を行うことが必要です。利用者に一番近い存在である訪問介護が多職種連携の出発点となることが求められています。
本誌では改正に対して「今後どうすべきか」「サービス中に強化したい観察ポイント」を解説しています。
監修/平井丈雄
東京海上日動ベターライフサービス株式会社 支援・教育部部長、在宅介護事業部部長。2004年同社入社、みずたま介護ステーションの立ち上げと運営担当を経て、2016年より現職。介護事業企画・人材育成・業務システム・事業所支援を担当。イラスト/細川夏子