1. 煮びたしを献立に加える
汁物以外に、食事で水分を摂るのにおすすめなのが“煮びたし”。さっと煮上げるだけなので、短時間で作れる点も実用的です。
2. 旬の夏野菜を取り入れる
野菜は旬の時季がもっとも栄養価が高く、その時季に必要な栄養素を多く含みます。夏野菜は水分やカリウムが豊富で、体にこもった熱を取る働きが。また、夏場に不足しがちなビタミンもたっぷり! 野菜によって栄養価が異なるので、いくつか組み合わせるのがおすすめです。
3. 電子レンジを使って温かい料理を
暑いからといって、冷たいものばかり摂るのは逆効果。体が冷えすぎると、胃腸の働きが弱まったり、体温を上げようとエネルギーを消費するため疲れてしまったりします。とはいえ、暑い時季に火を使うのはつらいもの。そんなときは、電子レンジを活用しましょう。
4. ビタミンB1はアリシンと組み合わせる
豚肉、レバー、マグロ、うなぎなどに多く含まれる、夏バテ予防に欠かせないビタミンB1は、アリシンと一緒に摂ると吸収率がアップします。メイン食材としてはもちろん、薬味や隠し味に使える食材が多いので、上手に組み合わせましょう。
アリシンが豊富な食材
ねぎ、にら、玉ねぎ、にんにく、キムチなど。
本誌では、簡単に作れる煮びたしレシピや、経⼝補⽔液の作り⽅を紹介しています。
監修・料理・栄養計算/りんひろこ 写真/伏⾒早織(世界⽂化社)