訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

事業所としての倫理観を作る

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事業所としての倫理観を作る

職業倫理は、それぞれのホームヘルパーが個人だけで考えるものではありません。スタッフ同士で話し合う機会を持ち、事業所全体の共通認識としていくことが大切です。

事業所としての倫理観を作る

個人の倫理観だけに頼るのはNG

基本的に1人でサービス提供に当たる訪問介護では、判断に迷う場面があっても、その場で誰かに相談するのは困難です。また、倫理観に「絶対的な正解」が存在するわけではありませんから、個人の考え方や経験などによって判断が大きく左右されることもあります。

職業倫理を全員の「共通認識」へ

あらかじめ様々な場面について検討したり、実際に迷ったケースについて話し合ったりしておきましょう。気軽に相談できる場や担当者を設けるほか、定期的なミーティングの議題として取り上げるのがお勧めです。ホームヘルパーとしての職業倫理が事業所の共通認識となるよう、スタッフ全員で関わっていくようにしましょう。

本誌では職業倫理チェックリストを使い、利用者を尊重するための研修について詳しく解説しています。

 

監修/柏瀬美奈子
ヒューマンライフケア株式会社・人事部 育成担当 ジュニアマネジャー。介護福祉士。施設介護、通所介護、訪問介護などの職を経て、人材育成、資格講座の講師を担当。2013年より現職に就き、研修企画、業務開発などに従事。これから「介護」を目指す人の熱い想いを支え、その教育・研修を提供することで、地域・社会への貢献を果たしている。

取材・文/ナレッジリング(中澤仁美) イラスト/しまだ・ひろみ

 

この記事は『へるぱる 2019年1・2月号』に掲載されています

巻頭特集は、満を持しての“介護保険制度改正”です。膨大すぎてわかりづらい通知を読み解き、4月から改正施工されている法令の中で、訪問介護にとって一番大きな変更点は何なのか? をわかりやすく解説します。

また、必須の研修から“倫理・法令遵守”をどう考えるべきか? 認知症の症状だけではなく、認知症の人の気持ちになって考えてみよう、という特集をお届けします。

へるぱる2019年1・2月号

特集内容

巻頭特集

これだけ読めば丸わかり!

訪問介護で押さえるべき「介護保険制度改正」

研修特集1

介護職として

倫理・法令遵守をどう考える?

研修特集2

認知症の人の気持ちを知ろう!

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第10回]
  • 基本の介助術[第6回]
    食事・口腔ケアをマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第6回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第9回]―便秘―
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第6回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ
  • 実例集[第6回]アセスメントからモニタリングまで
    1人の利用者の書類を通して見る
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
  • 切り取って使えます!
    食材がないときのお助けレシピ
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