東日本大震災から丸9年。その後も日本各地で自然災害が続き、「他人ごとではない」という思いが強まっていることでしょう。
でも実際に、事業所の災害マニュアルを見直したり、災害に備えて利用者情報をまとめたりしていますか?
この特集では、災害を経験した訪問介護従事者から話を聞き、ぜひ取り組んで欲しい災害対策を「5つの備え」として提案しています。
①地域とのつながりを日頃から作っておこう
②周辺地域の防災マップを作ろう
③安否確認の方法を定期的に見直そう
④利用者宅と併せて備蓄品を確認しよう
⑤災害時の役割分担と話し合いをしよう
本誌では、それぞれの備えについて、具体的な取り組みを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
監修・執筆/渡邊智仁
ぱんぷきん株式会社 代表取締役社長。「民間事業者の質を高める」一般社団法人 全国介護事業者協議会 東北地区担当理事。介護支援専門員。ぱんぷきん株式会社常務取締役として事業統括をしていた2011年に東日本大震災が発生。現在は、「地域の再生と経営の強化」をテーマに介護保険サービスの他、多業種と連携した生活支援や介護予防サービスなども手がけている。
イラスト/細川夏子