訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

家族の力を借りてケアに活かそう!

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家族の力を借りてケアに活かそう!

他人であるホームヘルパーより、関わりが深い家族のほうが利用者の感情を読み取るのにたけている場合が多いものです。利用者の言動の奥にある感情が読み取れないときは、家族にも協力してもらいましょう。

本心が見いだせず困ったら家族に相談してみよう

「利用者のこういう言動の意味が、どうしてもわからない」というときは、家族に相談してみるとよいでしょう。たとえば「食事の時間になると、必ず庭に出ようとするのは、どうしてでしょう?」などという疑問に対して、「そういえば食事どきになると、庭で飼っていた犬を呼んで、おかずをよくあげていた」など、昔の生活習慣を知っている家族から、簡単に答えを得られることもあります。

また、自分の家族のことであれば、想像力も働かせやすいでしょう。利用者の言動の翻訳に困ったら、「もし私の父親だったら……」など、自分の家族に置き換えてみると、ヒントが得られるかもしれません。

本誌では非協力的な家族と上手に接するためのポイントの他、研修に役立つ内容を解説しています。

 

監修/倉井千恵
セコム医療システム株式会社 ケアサービス部課長。看護師、ケアマネージャー。1998年に入社。訪問看護、訪問介護、ケアマネジャーの実務を経て、現職。在宅介護を展開する部署で、おもに組織作り、人材の育成を担当。

文/植田晴美 イラスト/尾代ゆう子

 

この記事は『へるぱる 2019年1・2月号』に掲載されています

巻頭特集は、満を持しての“介護保険制度改正”です。膨大すぎてわかりづらい通知を読み解き、4月から改正施工されている法令の中で、訪問介護にとって一番大きな変更点は何なのか? をわかりやすく解説します。

また、必須の研修から“倫理・法令遵守”をどう考えるべきか? 認知症の症状だけではなく、認知症の人の気持ちになって考えてみよう、という特集をお届けします。

へるぱる2019年1・2月号

特集内容

巻頭特集

これだけ読めば丸わかり!

訪問介護で押さえるべき「介護保険制度改正」

研修特集1

介護職として

倫理・法令遵守をどう考える?

研修特集2

認知症の人の気持ちを知ろう!

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第10回]
  • 基本の介助術[第6回]
    食事・口腔ケアをマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第6回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第9回]―便秘―
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第6回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ
  • 実例集[第6回]アセスメントからモニタリングまで
    1人の利用者の書類を通して見る
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
  • 切り取って使えます!
    食材がないときのお助けレシピ
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