20170524

食中毒予防のために

訪問介護の「食中毒予防」研修の進め方

春から夏にかけて、気温や湿度が上がってくると、食中毒の危険性が高まります。特に免疫力の落ちた高齢者の場合、食中毒は命にかかわる問題になりかねません。利用者の食中毒を予防するために、あらためてホームヘルパーにできることを考えてみましょう。

昨年の死者は14人 食中毒への意識を高める
厚生労働省の発表によると、昨年の食中毒の発生状況は、患者20,253人、死者14人とされています(平成28年食中毒発生状況)。食中毒は、一歩間違えれば命を落とす危険性もある重大な問題です。特に抵抗力の低い高齢者と日常的に接しているホームヘルパーは、そのことを自覚し、間違っても利用者のもとへ原因菌を持ち込むことがないよう、注意を払う必要があります。

施設と在宅の違いを理解する
施設と違い、在宅では利用者の食事の様子や食材の管理を、常時確認することはできません。少しでも食中毒のリスクを下げるために、ホームヘルパーだからできることを考え、整理してみましょう。

研修の進め方のポイント

  1. 研修の目的を説明します。
    【ポイント】訪問介護の特性を踏まえて説明する
  2. ワークショップも交えながら研修します。
    【ポイント】一方通行の講義にならないように
  3. 研修で気づいたことを発表します。
    【ポイント】振り返りの時間を十分に用意する

監修/中村育子
福岡クリニック在宅部栄養課課長。女子栄養大学、同大学院修士課程卒業。静岡県立大学大学院 薬食生命科学総合学府博士後期課程 食品栄養科学専攻満期終了。日本在宅栄養管理学会 副理事長。

文/サイドランチ イラスト/福井典子

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  • 2017年05月24日

この記事はこの号に掲載されています

訪問介護の「食中毒予防」研修の進め方

へるぱる 2017 夏号20ページに掲載

おもな特集

  • 事例を見ながら事故の原因と対策を考えよう 事故再発防止のためにできることとは
  • 認知症ケア[2] 「利用者を知る」ができていますか?
  • ホームヘルパーに求められる 食中毒の予防

ほか

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