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介護保険制度改正を見据えて

サービス提供責任者がはじめる人材育成の方法

皆さんも、ホームヘルパーに求められている姿がイメージできてきたのではないでしょうか。ここからは、“人財”を育成するために行動することが大切です!具体的な方法を2つ紹介しますので、まずはトライしてみましょう。

【1】疾病別の勉強会を開こう!
医療職と会話できるホームヘルパーになるために、専門用語を知っていれば心強いもの。医療の専門用語は多数ありますが、介護職が覚えておきたいのは高齢者によくある疾病に関する用語です。症状別に勉強会を行いましょう。

接点のある訪問看護師や地域で熱心な医師に協力してもらえば、育成と同時に、医師や訪問看護師と顔の見える間柄になることもできます。参加するホームヘルパーの多くは、頭の中で具体的に思い浮かぶ利用者がいるはずですから、勉強会がはじまれば、その関心も高く、盛り上がるものです。

高齢者によくある疾病

  • 脳梗塞
  • 糖尿病
  • がん
  • アルツハイマー型認知症
  • パーキンソン病
  • 骨折

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【2】サービス担当者会議に参加してもらおう!
サービス担当者会議は、利用者本人やご家族、医療を含めた関係者が集まり、まさに多職種連携の場です。多くの事業者はサービス提供責任者や常勤職員のみが出席するものと考えているようですが、他の専門職と一緒に対策を練る実践の場なので、ぜひ人財育成の場として見直してみましょう。

最初は勝手がわからず不安かもしれませんが、自身が初めて出席したときのことを思い出してみてください。そこで感じ、学び取ったことは多いはず。常勤・非常勤にかかわらず、熱心なホームヘルパーを同行すれば、とてもよいOJTの場になると思います。ぜひ、トライしてみてください。

監修・執筆/大場勝仁
中小企業診断士・介護支援専門員。訪問介護をはじめ在宅から施設介護まで、各種サービスを展開するインフィック株式会社COO。現場をよく知るコンサルタントとして介護事業者の運営支援を行っている。介護事業の戦略策定、経営セミナー講師などを務める。

イラスト/すぎやまえみこ

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  • 2017年06月26日

この記事はこの号に掲載されています

サービス提供責任者がはじめる人材育成の方法

へるぱる 2017 夏号59ページに掲載

おもな特集

  • 事例を見ながら事故の原因と対策を考えよう 事故再発防止のためにできることとは
  • 認知症ケア[2] 「利用者を知る」ができていますか?
  • ホームヘルパーに求められる 食中毒の予防

ほか

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