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高齢者の低栄養 ホームヘルパーにできること②

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高齢者の低栄養 ホームヘルパーにできること②

なぜ低栄養になるのか? 低栄養からなる危険性とは?

高齢者の低栄養状態とは、様々な理由によって十分な栄養が摂れず、体を動かすために必要なエネルギーや筋肉をつくるたんぱく質が不足した状態をいいます。この状態が続くと免疫力が下がり、ケガや感染症のリスクが高まるなど、フレイル(虚弱)にもつながり、要介護状態や寝たきりのリスクが高まります。加齢とともに、身体機能や認知機能などは徐々に低下していきますが、低栄養状態になるとこうした機能の低下がさらに進んでしまいます。

高齢者が低栄養状態にならないよう、誌面では予防と改善策を具体的に考えていきます。見た目だけではわかりづらい、利用者の栄養状態や抱えている問題にいち早く気づくために、普段の会話例も掲載しましたので、参考にしていただければ、と思います。

会話例

監修/德田泰子
管理栄養士、調理師。病院勤務の後、管理栄養士として独立。利用者目線に立った健康メニュー提案、充実した高齢者食提供の支援など「おいしく・楽しく・健康な暮らし」を実現するため女性起業家として、栄養コンサルティング会社、株式会社ヘルシーオフィスフーを設立、その代表を務める。有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、特別養護老人ホームなどの高齢者施設におけるより充実した食事への改善支援、安全な食事提供のためのサポートを行う。

 

イラスト/しまだ・ひろみ

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この記事は『へるぱる 2020年9・10月号』に掲載されています

今回の巻頭特集は「自費サービスについて」。他所の事業所では、どんな自費サービスを行っているか、知りたい見てみたい、と思ったことはありませんか? 普段から忙しい介護職の方は、なかなか見る機会がないと思います。そこで、全国で様々な特色ある“自費サービス”を行っている事業所に『へるぱる』が取材して、豊富な写真と共にお届けします。自費サービスの提供を通じて、普段なかなか伺えない利用者さんの本音が聞かれたり、思わぬ効果も生まれると聞きました。そんなサービスの秘訣を教えていただきましたので是非参考になさってください。

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発売日 2020年8月1日 本体価格 1,764円+(税)

へるぱる2020年9・10月号

特集内容

巻頭特集

今こそ見直そう!

自費サービス

研修特集1

利用者・家族・ホームヘルパーの安心につながる

「緊急時」は起きる前の対応で決まる

研修特集2

早めに気づきたい

高齢者の低栄養
ホームヘルパーにできること

  • やってしまいがちな実例で考える
    介助術[第4回]
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第10回]
  • 働きやすい職場づくり[第4回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第9回]
  • 高齢者の薬&生活への影響[第2回]
  • 障害のある人への支援
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
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