食べることは心と体の健康につながる
高齢になり、体の様々な機能が低下したとしても、食べる楽しみを持ち続けていられると生活にハリが出ます。それをサポートするためにホームヘルパーができることを『へるぱる 2022 7・8月』では、「口腔ケア」「食事介助」の2本柱で紹介しています。
食べることが、心身にどのようなよい影響があるか具体的に挙げてみると
- 口周りの筋肉のトレーニングになる
- 腸が働き免疫力が高まる
- 五感や脳の刺激になる
- 口の中がきれいになる
- 心が満たされる
ところが、高齢になると、様々な理由で十分に食べられなかったり、食事の際の誤嚥のリスクが高くなったりします。
本誌では、「口腔ケア」「食事介助」のポイントや実際に訪問介護職の皆さんからあがった“困った”について、イラストを交えてわかりやすく説明しています。
監修/齋藤真由
歯科医師・栄養士。歯学・栄養学の両面から診療にあたり、病院だけでなく在宅や施設への訪問診療などあらゆる場面で摂食嚥下診療をおこなっている。また、食を通しての健康維持をロジカルメソッドとしてまとめた「食筋トレ」を学ぶスクール(エムデミールアカデミー)を主宰している。主な著書に、『「食べる」介護のきほん 誤嚥を防いで食の楽しみをキープする、食事介助&お口のケア』(翔泳社)がある。
イラスト/ホンマヨウヘイ
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