ライフラインが1週間停止したら何が困りますか?
自然災害発生時のBCPには、水道、電気、ガスなどのライフライン停止への備えや対策も盛り込みます。訪問介護では、利用者に備蓄してもらうことになるため、備蓄状況を確認して不足分や賞味期限前の交換などをサポートすることが重要です。
その備えの1つに「飲料水の備蓄」があります。例えば、上の図のような流れで進めていきましょう。
本誌では、この他にも「大災害時に守るべきものとは?」「身のまわりの災害リスクを知っていますか?」「利用者全員を訪問できない場合、どうしますか?」など、1人ひとりに考えて欲しい項目を挙げながら、BCP作成に役立つ内容を取り上げています。ぜひ、事業所の皆さんでご覧ください。
監修/渡嘉敷唯之
株式会社CoAct(コアクト)代表。介護・福祉事業所のBCP策定支援、地域防災の支援、BCP関連の冊子作成・販売やeラーニング、災害時の相互支援システムの開発などに取り組む。数多くのBCP策定セミナーの講師を務め、しずおか福祉BCM研究会ではアドバイザーとして活動。https://coact1.jimdo.com/
イラスト/関上絵美
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