低栄養は、加齢に伴う体の機能の低下など、様々なことが原因となって起こります。その状態が続くと体に悪影響が現れ、進行してしまってからでは打つ手が限られるので、早めに気づき、対処することが重要です。
栄養面のケアは、専門職「訪問管理栄養士」に頼る!
栄養に問題がある、とわかっても、介護職だけで対応するのは難しいことも多いでしょう。そんな時、頼りになるのは「訪問管理栄養士」。でも、訪問管理栄養士を知らない、どこで探せばいいのかわからない、という方も多いと思います。
本誌では、訪問管理栄養士にどうやって繋がればいいのか、その連携の仕方や、介入したことで利用者の健康状態が改善した事例などを紹介しています。ぜひ、参考にしていただきたいと思います。
監修/稲山未来
Kery栄養パーク代表。ふれあい歯科ごとう勤務。管理栄養士、認定在宅訪問管理栄養士、介護支援専門員、認知症ケア専門士、健康咀嚼指導士。特別養護老人ホームにて高齢者の栄養管理に関わったのち、訪問歯科診療所にて管理栄養士による訪問栄養食事指導業務の立ち上げを行う。現在は訪問栄養食事指導業務を続けながら、地域住民向けの栄養講座や地域見守りボランティアへの栄養教育活動も行う。
イラスト/細川夏子