カスタマーハラスメント対策が強化
ハラスメントの中でも、顧客等からの暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為=カスタマーハラスメントに関する取り組みが、2020年代に入ってから推し進められています。介護現場でも重要視されていることはご存じかと思います。
ハラスメント防止に向けて、国が対策を強化し、事業主に介護職員が安心して働くことのできる職場環境・労働環境を整えることを求めても、被害を受けた人が黙っていては、改善させるのは難しいでしょう。
ですから、もしハラスメントやそれに近いことを利用者や家族等から受けたら、我慢や遠慮をせず、事業所に適切に伝えるようにしましょう。
本誌では、大きくわけて「ハラスメントの現状」「利用者・家族からのハラスメント対策」の2つのキーワードで解説しています。研修資料としてもお使い頂ける内容です。どうぞご覧ください。
監修/青見健志
理学療法士、医療経営・管理学修士。医療法人健明会事務長として法人の運営・管理や研修・セミナー等を担当する傍ら、介護・医療に関連する研修資料を作成。研修資料等を公開したブログ(http://aomi.ldblog.jp/)も好評。
イラスト/さいとうかこみ
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