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基本を守って利用者を守る! 食中毒予防の3原則②

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基本を守って利用者を守る! 食中毒予防の3原則②

食中毒のリスクは1年を通してありますが、気温や湿度が高くなる季節は特に注意が必要です。予防のポイントを改めて確認し、利用者の生活に合わせて対策していきましょう。

食中毒予防の3原則は、つけない・増やさない・やっつける。

本誌でも、この原則に沿って丁寧に解説をしていきます。気をつけたい場面の多くは、冷蔵庫や調理台に集中していますが、訪問介護ならではの気づきポイントもあります。その時の声かけの説明が上のイラスト。これは、何に関しての問いかけだと思いますか?

答えは「入れ歯」。
入れ歯に細菌などが付着していると、食事中にそれを飲み込んでしまうことになります。入れ歯の清潔保持は、誤嚥性肺炎の予防にもなります。しかし、口腔ケアがケアプランに組み込まれていない場合には、声に出して触れづらいかもしれません。もし利用者に一声おかけするとしたら、どんな風に話せばよいのか、の提案が上にあげたイラストの中のセリフです。本誌では、他にも訪問介護サービスならではの視点で具体的な場面を想定して提案しています。ぜひ、日々のサービスの参考に活用していただけますように。

監修/稲山未来
Kery栄養パーク代表。ふれあい歯科ごとう勤務。管理栄養士、認定在宅訪問管理栄養士、介護支援専門員、認知症ケア専門士、健康咀嚼指導士。特別養護老人ホームにて高齢者の栄養管理に関わったのち、訪問歯科診療所にて管理栄養士による訪問栄養食事指導業務の立ち上げを行う。現在は訪問栄養食事指導業務を続けながら、地域住民向けの栄養講座や地域見守りボランティアへの栄養教育活動を行う。

 

イラスト/尾代ゆうこ

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この記事は『へるぱる 2023年5・6月号』に掲載されています

介護過程において「アセスメント&モニタリング」は、ケアの基礎としてとても重要なものですが、決まった様式が存在せず、「これでよいのか?」「何がポイントか?」など、悩みやすい工程と思われる方も多いのではないでしょうか。今号の『へるぱる』では、この悩みの解決につながる考え方を特集「アセスメント&モニタリング 4つの心がけ」でご紹介します。
研修企画は「プライバシーの保護」「食中毒予防」の2本。特に食中毒予防は、この時期に欠かせないテーマではないでしょうか。前号から初めて登場した、研修のすすめ方ガイドページも更に使いやすくなりました。
その他にも、「あいまいゾーン」「〇×で読み解く老計第10号」「福祉用具を使った介助術」「奮闘体験」「料理レシピ」など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2023年4月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2023年5・6月号

特集内容

巻頭特集

すべてのケアの基礎だから改めて考える

アセスメント&モニタリング 4つの心がけ

研修特集1

利用者・家族の声から考える

プライバシーの保護

研修特集2

基本を守って利用者を守る!

食中毒予防の3原則

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第2回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第2回]
  • あらためて学ぼう!
    サービス提供責任者のお仕事[第8回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • 自分自身と向き合おう[第1回]自分自身を知る
  • ホームヘルパー奮闘体験
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
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