「ごみ屋敷」「エアコンを使いたがらない」etc.
現場から様々な声があがりました
利用者宅で行う訪問介護は、病院や介護施設に比べてケアに適した環境が整っているとは限りません。そこで、『へるぱる2023 11・12月』の特集は、現場から集まった環境面等の困りごとや改善の工夫を共有しながら、自治体や民間で行われている新しい取り組みを紹介しています。
まず、現場の声をアンケートなどで広く伺ったところ、訪問介護職がハード&ソフトの両面において利用者の生活を支えているものの、それだけでは解決できない、いわばすき間の“困りごと”がたくさん見えてきました。
しかも、困っているのはホームヘルパー側“だけ”、つまり利用者は困っていない、または困っていることに気づいていないケースが多くみられました。
本誌では、アンケートや取材から見えてきた様々な困りごと&それにどう対応しているか、といった情報も紹介しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
監修/沼田裕樹
日本社会事業大学 非常勤講師、町田市ケアマネジャー連絡会 相談役などを務める。介護支援専門員法定研修など様々な研修を担いつつ、日本社会事業大学専門職大学院等で学んだ“多職種連携実践”を広める教育にて活動中。
イラスト/柴田やすか
取材協力/ウォームハート杉並(東京都)、仙台福祉サービス協会 若林ヘルパーステーション(宮城県)、託児託老・派遣サービスgreen(京都府)
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