介護職が“共依存”に陥るケースも!
共依存は、利用者と家族等の間だけで発生するとは限りません。援助職者(介護職など)が支援対象者(利用者)に依存するケースもあります。具体的には下記のようなものが挙げられます。
本誌では、勤務時間外でも、常に利用者のことが心配で、「もしかしたら、今、家族から暴力を受けているかも」などと気になり、いてもたってもいられず、利用者や家族に余計なことまで提案したり、指示をしたりして、関係性を壊してしまったケースを紹介しています。
「共依存に陥らないために意識したいこと」として、以下の3点を確認しましょう。
- 「自分でなくてOK」と考える
- チームで関わることを常に意識する
- 自分の無力を知り、自分を大切にする
本誌ではより詳しく紹介していますので、ぜひ誌面をご覧ください。
監修/松下年子
一般社団法人日本高齢者虐待防止学会副理事長。聖路加看護大学卒業後、臨床看護師及び産業保健師として経験を積み、その後、東京医科歯科大学大学院修士・博士課程を修了。その後、国際医療福祉大学大学院、埼玉医科大学保健医療学部及び同大学看護学研究科、横浜市立大学にて看護教育に携わる。
イラスト/関口紀子
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