精神疾患のある利用者への接し方や支援について悩んでいる、困っているというホームヘルパーが少なくないようです。確かに難しいケースが多いのは事実でしょう。ですが、利用者の置かれた状況を知れば、その言動にも理解を示せるかもしれません。『へるぱる2024 1・2月』では、視点やアプローチを見直すきっかけになる情報を取り上げています。
そこで、まずは“障害”について、視点を見直してみましょう。必ずしも精神疾患=精神障害ではないものの、精神疾患のある利用者について考える際、障害のとらえ方が大きく影響するからです。
上の図にあるように、
「障害を持つ人」と「障害のある人」は、
似ているようで、とらえ方に大きな違いがあります。
そして、精神疾患のある利用者においても
まず必要なのは環境や社会の整備です。
本誌では、さらに詳しく説明しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育に携わる。
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