精神疾患は、目に見えにくいが
利用者に大きな影響を及ぼしている
車いすを使っていれば、下肢に何らかの障害があると一目でわかります。
しかし、精神疾患は、見た目ではわかりにくいケースが多く、どんな困りごとやつらさを抱えているのか他人には伝わりにくいものです。例えば
- つらい症状を抑えるため通院と服薬を継続する生活
- 他人からの偏見・無理解という二次被害
精神疾患のある利用者への支援に悩んでいる場合は、その病気が生活にどう影響し、利用者が何に困っているかを見直しましょう。
本誌では、訪問介護の利用者に多い「統合失調症」を中心に紹介しています。
- 長年、治療を続けている利用者の過去と今を理解する
- 苦手なこと、困りごとを受け止め、その人らしく生活できるように支援する
- 利用者へ働きかける場合は“さりげなく”がポイント
詳しくは、ぜひ誌面でご確認ください。
監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育に携わる。
イラスト/さいとうかこみ
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