昨年も厳しい暑さが長期間続く夏となり、熱中症で救急搬送された高齢者も多い年でした。高齢者は自ら熱中症を予防する行動をとることが難しい場合もあることから、家族や周囲の見守りや声かけがなによりも重要です。
熱中症に関する知識を深めて今年も万全の対策で乗り切りましょう!
本誌では、熱中症が発生しやすい日の条件、高齢者はなぜ熱中症にかかりやすいのか、もしもの場合の対応、訪問介護職として心がけたいチェックポイント、などをわかりやすく解説します。
高齢者の熱中症予防で特に重要なのは
熱中症は「見える化」で防ぐ
という視点です。何を「見える化」するとよいのか? それは、大きくわけて2つ。
- 室温・湿度
- 水分摂取量
です。では、その方法は? 具体的にどうすればいいのか? 誌面で一緒に考えていきます。詳しくは『へるぱる2024 7・8月』をぜひご覧ください。
監修/坂本由恵
新富士病院グループ訪問看護ステーション 統括、看護小規模多機能型居宅介護ナーシングケアホーム長沢ひまわり 所長。長年の訪問看護師の活動を通して、「最期まで地域で生きる」という願いを支えるために、令和4年に看護小規模多機能型居宅介護ナーシングケアホーム長沢ひまわりを開設。YouTubeチャンネル「訪問看護ステーション長沢・鶴川ひまわり Himawari Nursing vlog」内で在宅療養の様子などを配信中。