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利用者目線のプライバシー保護

介護記録におけるプライバシーへの配慮

ホームヘルパーとして利用者と関わるとき、どのように行動すればプライバシーを守ることにつながるのでしょうか。訪問時、特に配慮が求められる場面について取り上げます。

利用者や家族も目にする書類であることを忘れずに
訪問介護で作成する書類においても、プライバシーへの配慮が求められます。例えば、一般的なサービス提供記録には、訪問時に実施したサービスの具体的な内容や提供時間などを書く欄に加え、自由記述欄が設けられています。

訪問時の利用者の様子や言動などを具体的に記載するもので、スタッフ間で情報共有するために大切な項目ですが、「自分のことを書いてみんなで監視している」といった印象を受ける利用者もいます。

正確な記録を心がけることは大切ですが、読み手がどんな気持ちになるかという視点も忘れないようにしましょう。

介護記録のポイント

  • 利用者や家族も目にする書類であることを前提に、言葉を選ぶ。
  • 特に、排泄や認知機能に関することは、尊厳を傷つけるような表現を避ける。
  • 感想を書くのではなく、具体的な場面や言葉を描写する。
  • できるだけ前向きな表現を心がける。
  • 専門用語や略語などを多用しない。

本誌では訪問時に気をつけたいプライバシー配慮のポイント、介護記録の書き方のポイント、ワークショップのしかたなど役立つ情報を多数紹介しています。

監修/株式会社ツクイ ツクイ横浜緑

上梶麻紀子
介護福祉士、介護支援専門員。訪問介護・居宅介護支援の管理者を務めるほか、相談支援専門員としても利用者を支える。

二宮葉月
介護福祉士。訪問介護事業限定管理者・サービス提供責任者を務めながら、研修計画や資料作りも担当。

イラスト/舩附麻衣

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  • 2019年03月06日

この記事はこの号に掲載されています

介護記録におけるプライバシーへの配慮

へるぱる 2019年3・4月号26,28ページに掲載

おもな特集

  • 利用者との コミュニケーションを見直そう!
  • 医療の現場に聞く 感染対策これが大切!
  • 利用者目線で考える プライバシーの保護とは?

ほか

いま、困っているのは…

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