新型コロナウイルス感染症が拡がり、訪問介護の現場でも「誰もがウイルスを持っている」ことを前提に介助を行うことが求められています。とはいえ、利用者の状況はそれぞれに違うため「この感染対策でよいのだろうか?」と不安な気持ちで対応している介護者もいるのではないでしょうか? 今年度の介助術のテーマは「介護者一人ひとりが自分で判断して感染を予防する力をつける」です。いつもの介助を感染予防の視点から見直してみましょう。
例えば、上のイラストは飛沫感染のリスクが高い「食事」の場面。どんなことが予想できるか、そのためにはどんな対策をしておけばリスクが減らせるか、を考えて準備することが必要です。
本誌では、他にも様々な場面での実例を取り上げて解説していきます。
監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNewStep練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。
イラスト/ホンマヨウヘイ
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この記事は『へるぱる 2021年3・4月号』に掲載されています
巻頭特集は「怒りとうまくつき合う! 訪問介護職のためのアンガーマネジメント」。日々の業務や暮らしの中で“怒り”がこみあげてくることは、誰しもあるでしょう。怒りの感情自体は決して悪いものではありません。大切なのは、怒りを理解して、怒りの感情とうまくつき合うこと。怒りの感情のピークは数秒間、と言われています。その間をやり過ごすための自分なりの方法をみなさんは持っていますか? お気に入りの言葉を唱えてみたり、手をグーパーさせたり。これはほんの一例です。本誌では、他にも怒りとうまくつき合うための具体的な方法を紹介しています。
研修特集①は「接遇」。もし、あなたが訪問介護を利用することになったら、ホームヘルパーにどんなことを望みますか? どんな人には家に入ってもらいたくないですか? こうした視点から、改めて接遇とは、を利用者目線で考えていきます。
研修特集②は「ケアマネ&サ責の仕事を知ろう」、そして人気の「あいまいゾーン」「老計第10号」「簡単レシピ」などの連載を始め、「感染症にかからないための介助術」「利用者・家族からのハラスメント」などの新連載もスタートし、盛りだくさんの内容です。2021年度も、へるぱるは訪問介護職のみなさまのお役に立てるような記事をお届けします。
発売日2021年2月1日 定価2,000円(本体1,819円+税10%)

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怒りとうまくつき合う!
訪問介護職のためのアンガーマネジメント
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自分がサービスを受けるとしたら……
接遇は利用者目線で考えよう
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連携することでよりよいサービスを!
ケアマネ&サ責の仕事を知ろう
- うつらない うつさない
介助術 新型コロナウイルス感染症予防の観点から[第1回]
- 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
老計第10号[第13回]
- コロナ禍における
働きやすい職場づくり[第1回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第11回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第5回]
- 利用者・家族からのハラスメント[第1回]
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
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- ホームヘルパー奮闘体験
- 愛すべきヘルパーな日々
- 実例をもとに考える
訪問介護の書類の書き方
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