入浴は感染リスクが高い介助。新型コロナウイルス感染症が流行している状況下では、デイサービスの利用を控えたり、今まで受けていた入浴のサービスが受けられなくなったりして、思うように入浴ができない利用者も多くいるのではないでしょうか? 今回は入浴介助・清拭を感染症予防の観点から考えてみましょう。
上のイラストは利用者の入浴介助を行う前の場面です。「一人で入れる」という利用者さんに、どのように対応したらよいでしょうか? 入浴時にはどのようなリスクが予想されるか、そのためにはどんな対策をしておけばリスクが減らせるか、介助場面を想像しながら考えてみましょう。ポイントごとに解説をしていきます。また、本誌では他にも様々な入浴介助・清拭での実例を取り上げています。
監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNewStep練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。
イラスト/ホンマヨウヘイ
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この記事は『へるぱる 2022年1・2月号』に掲載されています
巻頭特集は“実地指導を「苦手」から「見直し、改める機会」へ!”。実地指導の予定が決まると、気が重くなる方は多いのではないでしょうか。今回のへるぱるの特集では、日頃の準備が肝心、とわかっていても、具体的に何を整えておけばいいのか、不安でいっぱいの、新人サービス提供責任者の疑問に答える形で、実地指導のポイントを丁寧に解説します。
また、今号では「高齢者の身体を知る」を研修特集として掲載。高齢者と接する際、うまくコミュニケーションが取れない、と思うことがあるかもしれません。例えば、大きな声で話しかけているのに何度も聞き返される。しっかり味つけをした料理に、さらにしょうゆをかけられてしまった、など、心当たりはありませんか? それは、高齢になれば誰にも訪れる身体的変化が原因であることが多いのです。しっかり理由を知って、高齢者の生活を想像することでケアがスムーズにいくヒントを、実例とともに学んでみましょう。
他にも「事故再発防止」など、事業所内研修に欠かせないテーマや、介助術や介護ニュースなど様々なテーマを掲載。今の時代ならではの切り口で、専門誌ならではの視点でお届けしていきます。
発売日 2021年12月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)

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