入浴は利用者にとって大切な時間です。
安全に入浴していただくために、利用者の体調変化に注意し、転倒や溺水などの事故を防ぐことはもちろん、介護者も腰痛や感染症などから自身を守る必要があります。
今回は「自分を守る」視点で入浴介助を取り上げます。
安全に入浴を楽しんでもらいながら介助の負担を軽くするには、介護者はどのようなことに注意が必要でしょうか?
本誌では、他にも介助中の様々な場面をイラストにして「利用者にとって安定した介助になり、腰痛から介護職である自分を守るためにできること」を解説していきます。ぜひ、日ごろの介助の参考にご覧いただければ、と思います。
監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。
イラスト/パント大吉
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