老計第10号は、訪問介護サービスの基本といえる法令です。『へるぱる』では、創刊以来、この法令を色々な視点から解説してきました。今号からは新しい形での連載スタートです。上図は新コーナーの流れの説明です。アセスメント情報やケアプラン原案から、利用者の意向をふまえて訪問介護計画書を作成する際に、老計第10号の視点をいかに入れていくか、を事例に基づいて具体的に考えていきます。

今回の事例のAさんに対して、本人の意向をふまえて、どんな支援ができるか、そのためのポイントは何か、老計第10号のどこに関連しているのか、を本誌では、順を追って解説していきます。
監修/松川竜也
一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長、沖縄県子ども生活福祉部高齢者福祉介護課統括アドバイザー、ツツイグループ医療法人徳寿会顧問。これまで厚生労働省老人保健健康増進等事業における委員や平成27年度改正に伴う介護支援専門員研修実務・専門・主任課程のカリキュラム策定などに携わる。
イラスト/鈴木みゆき
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この記事は『へるぱる 2021年7・8月号』に掲載されています
巻頭特集は「コロナ禍での事業所内研修どうしてる?」です。“同じ場所に集まって研修を受ける”ことが難しくなった中で、訪問介護事業所の研修でも、自宅から参加できるオンライン研修などを活用するケースが増えたと思います。既に実践している事業所の様々な工夫や、おこなったことで見えてきた課題などを、6つの事業所に詳しく教えていただきました。
コロナ禍での事業所内研修、コロナ禍での熱中症対策、コロナ禍での介助術。今号だけでも、『へるぱる』の中には、“コロナ禍での”と銘打って複数の記事を掲載しています。利用者の生活を最前線で支えるホームヘルパーの皆様におかれましては、この状況だからこそ、気になることや気にしなくてはならないことが多くなり、神経を使う場面が増えていらっしゃることと思います。科学的な根拠に基づいた工夫、専門家の目で見た現場への提案、など、最新の考え方を、専門誌ならではの視点でお届けしていきます。
研修特集は「熱中症の予防」「倫理・法令遵守、プライバシー保護」の2企画です。『へるぱる』は、訪問介護の現場で役立つ様々なテーマを、今の時代ならではの新しい視点で考えていきます。
発売日 2021年6月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)

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知りたい! 聞きたい!
コロナ禍での事業所内研修どうしてる?
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救命救急の医師に学ぶ
熱中症の予防&緊急時対応
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訪問介護職としての意識を高める
倫理・法令遵守、プライバシー保護
- うつらない うつさない
介助術 新型コロナウイルス感染症予防の観点から[第3回]
- 老計第10号からひもとく
訪問介護計画書の考え方と書き方[第1回]
- コロナ禍における
働きやすい職場づくり[第3回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第13回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第7回]
- 利用者・家族等からのハラスメント[第3回]
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
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訪問介護の書類の書き方
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